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 第8回 技 術 委 員 会 報 告


  
日 時: 平成17年7月20日(水) 15:00〜17:30
場 所: 特定ラジオマイク利用者連盟 事務局
出席者: 飯田幹夫(技術委員長)、市川良夫(タムラ)、吉田英明(綜合舞台)、橋本務(キャット)、北出和夫(ティー・ピー・オー)、古澤 誠(NTS)、朴明八(サークル)、田中章夫(事務局)
欠席者: 八幡泰彦(理事長)、田村 進(日伸音波)、小川一朗(ソニー)、谷口尚平(松下)、橋本喜代志(SCアライアンス)、オブザーバー宮本 宰(ヒビノ)
議 題(司会・進行は飯田技術委員長)
議事に先立って、新任の古澤、朴両氏の紹介を兼ねて全員の自己紹介をする。
報 告 事 項
1.最近の情報から
(1)ARIBの動き(デジタル化の今後)
 デジタル化の報告書を7/27までにラジオマイクWGに提出予定。イヤーモニター、C・D型のデジタル化は先送り、統一フォーマットも見送の公算が大である。検討課題は技術的条件で、B型の性能をA型よりグレードを下げるかどうか、また、双方向についても仕様が明確になっていない等がある。
 呼称統一と不法電波対策もこの機会に提案していきたい。
 ARIBからITUに800MHz帯のOFDMとラジオマイクが共用している等を提案することになった。
2.今期のFPU懇談会
 愛知万博が終了したら、9月末には東京、大阪についで初めて中京広域圏で実施したい。なお、東京は毎年実施で今期は1月か。大阪は隔年として今期は中京圏としたい。
3.その他
17年度第1回の理事会報告と新しい理事体制と事務局体制他
審 議 事 項
1.技術委員会主催のセミナーについて
(1)継続性のあるセミナー
 毎年1回定例的(放送機器展終了後の12月上旬)に実施する、ユーザー側から見たセミナーと位置付ける。定例化することで会員各事業所の現場担当者のみんさんに計画的な参加を期待したい。
 内容的には、デジタル化時代を迎えて、ワイヤレスマイクは無線局であるとの基本認識を現場で働く皆さんに理解してもらうことを主にカリキュラムを組むことにしたい。次回詳細を詰めることにした。
(2)デジタル化の動きについてのセミナー
 周囲状況などを踏まえて、今年は見送ることになった。
(3)総会セミナーについて
 来年の総会では、現段階では総務省の関係者による最近の情報通信業界の動きなど(電波利用料の値上げ、スプリアスの問題など)を考える事にしたい。
2.その他
A型ラジオマイクはアナログで充分機能している、何故にデジタル化するのか
 大きく括ると、世界の潮流がデジタル化を思考している(これに日本政府も合わせて各種の施策をしている)
 身近では、使用している部品の環境問題が世界的に発生して、従来の部品調達が不可能になった等により、デジタル化が急がれている。
 メーカーによってはアナログ後継技術者不足もある。
ICタグ、PLC(電力線を用いた、ランシステム)等の話題が提供された。特にPLCではラジオマイク等への影響など点検する必要が出てくると思われる。
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