2014年7月1日 第139号  目次 次
平成26年 「特定ラジオマイク利用者連盟」通常総会 「一般社団法人 特定ラジオマイク運用調整機構」臨時総会 報告

平成26年6月6日(金)、東京都中野区の「中野サンプラザ」において、標記に関する関連各種行事を実施しました。

(1)通常総会
14:00~15:20 15階 「エトワール」
  • 平成25年度事業報告、収支決算と監査報告、及び一般社団法人 特定ラジオマイク運用調整機構への財産の拠出について
  • 平成26年度事業計画案、同年収支予算案 他
  • その他
出席者 35名
(2)第14回技術賞表彰式
15:45~17:10 15階 「エトワール」
出席者 80名
(3)総会セミナー「新周波数帯対応統合データベースシステムの概要」
17:20~18:00 15階 「エトワール」
出席者 110名
(4)懇親会
18:20~20.00 14階 「クレセント」
出席者  87名

1 通常総会

 木村総務部長(参与)の司会で行われました。
 出席者35名、委任状提出者598名で、定款第21条の総会の決議は、総正会員の議決の過半数を有する正会員の出席がありましたので、総会は成立しました。
 
八幡会長挨拶
 「特定ラジオマイク利用者連盟」から25年に近い実績をもって、この度「一般社団法人 特定ラジオマイク運用調整機構」としての船出をすることになり、関係された皆様方に厚くお礼を申し上げます。これからもご支援ご協力をよろしくお願いします。との挨拶があった。
 
 総会の議長
 定款により議長は田中理事長が担当した。

第1号議案
 明るい話題では「ソチオリンピック」がありましたが、経済的にはあまり明るいとはいえない状況下で、当連盟の法人化のまとめ、周波数移行に伴い、各種申請業務など多忙な1年でした。
平成25年度事業報告・25年度収支決算ならびに監査報告
 平成25年度(平成26年3月31日現在)、周波数移行に関係しての在庫整理、特ラ連加入への周知などで、会員数は1,114会員、会員の所持するA型ラジオマイクは19,133局(アナログ・デジタルを含む)に成りました。平成25年度は隔年開催の「東京モーターショー」が開催され、複合開催も多く、総連絡・調整件数は史上最高の27万件なりました。第1章は「平成25年度 通常業務報告」、第2章は「周波数移行に関する業務報告」と2本立てにしました。
  以下、各項目として
  • 第1章 平成25年度 通常の業務報告
  • (1)会員数と所有ラジオマイク局数
  • (2)運用連絡・調整
  • (3)再免許状申請
  • (4)新システムの開発 
  • (5)事務局要員体制
  • (6)情報収集と調査研究
  • (7)臨時総会、理事会、各委員会ならびにプロジェクト
  • (8)組織と管理
  • 第2章 周波数移行に関する報告
  • (1)電波技術協会関連
  • (2)700MHz利用推進協会関連

平成25年度収支決算並びに監査報告
  収支計算書、正味財産増減計算書、貸借対照表の内容については事務局より説明、監査報告は監事の金子、國枝両氏と当機構顧問の石戸公認会計士の立ち会いで報告された。

第2号議案
「一般社団法人 特定ラジオマイク運用調整機構」への財産の拠出について
 当機構顧問の石戸公認会計士の説明を受けたのち、第1号議案、第2号議案は意義なく承認された。ここまでが、平成26年 「特定ラジオマイク利用者連盟」 通常総会でした。

第3号議案
平成26年度事業計画(案)・平成26年度収支予算(案)
 平成26年度は、景気回復を期待して、法人化としての初年度を特ラ連25年の歴史を大切に体制を定着化して、会員の皆様のご繁栄に繋ぐべくー年としたい。
 会員数では20会員と新設局数では300局と考えています。総運用連絡・調整件数では25万件と想定しています。
  以下各項目として
  • (1)会員数と所有マイクロホン本数
  • (2)運用連絡・調整
  • (3)免許申請関係
  • (4)新システムについて
  • (5)周波数移行対策プロジェクト
  • (6)「ホワイトスペース運用認定制度」(仮)検討委員会
  • (7)周波数移行に関する課題
  • (8)事務局体制
  • (9)情報収集と調査研究
  • (10)理事会、各委員会並びにプロジェクト
  • (11)組織と管理
平成26年度 収支予算(案)
 各項目について、事務局より説明があり、第3号議案は異議なく承認された。
 ここまでが、平成26年 「一般社団法人 特定ラジオマイク運用調整機構」臨時総会でした。

第4号議案
 その他、特にありませんでした。
 以上、全ての議案審議終了した後、理事の皆さんの自己紹介があり、議長の議事進行に対してのお礼の挨拶があり終了した。

2 第14回 技術賞表彰式

 今年度から、功績賞改め技術賞と成った。各受賞者の受賞作品の一部をデイスプレーして金子(当機構技術賞委員、監事)さんから軽妙な紹介とインタビューで、賞に花を添えた。
 表彰式の詳細は、特ラ機構「レポート」に改めて掲載します。

3 総会セミナー「新周波数帯対応統合データベースシステムの概要」

 当機構の中島システム担当役員が配付資料により、これからの新しいシステムの概要から入力までの内容を現行とてらし合わせながら分かり易く解説された。
講演内容に付きましては、特ラ機構「レポート」に改めて掲載します。

4 懇親会

 田中理事長の開会の言葉に続き、八幡会長の挨拶を受けて、ご来賓のご挨拶は総務省 総合通信基盤局電波部移動通信課 布施田英夫課長様より「ホワイトスペースを始め、新しい周波数帯域での運用調整は厳しい事と思われますが、今までの経験を活かしてよろしく御願いします」とのお言葉をいただいた。その後、ご出席いただいた、総務省関係の皆様に自己紹介をして頂いた。
 乾杯の音頭は「700MHz利用推進協会」の河野専務理事様より、御発声をいただいた。
 そして技術賞受賞者紹介を金子(当機構技術賞委員、監事)さんよりしていただき、受賞者の代表者から挨拶をいただき、懇親会になった。
 中締めは、金子(当機構技術賞委員、監事)さんにより3本締めで平成26年総会を締めて頂いた。
 今回、総務省からご出席いただいた方は、総務省 総合通信基盤局 電波部電波政策課 周波数調整官 堀口 裕記、同局 電波部 移動通課 布施田 英生課長、同局 移動通信課 工藤 篤課長補佐 伊藤 英知課長補佐、上野 陽子課長補佐、関東総合通信局から大蔵 啓無線通信部長、同 陸上第3課 中村 透電波検査官チーフの各皆様でした。

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