2017年1月1日 第154号  前 目次 次
第8回 近畿広域圏FPU・ラジオマイク運用連絡懇談会
日 時:平成28年11月21日 15:00~17:00
場 所:大阪・天満橋「おおさかマーチャンダイズ・マートビル(OMM)」
2階 203会議室
参加者:30名
 在近畿広域圏放送局13社 19名
 総務省 近畿総合通信局 2名
 特定ラジオマイク運用調整機構会員 4名
 特定ラジオマイク運用調整機構事務局 5名
   田中章夫 理事長
   渡邉邦男 専務理事
   木村和子 事務局長(総務部長兼務)
   武藤一郎 ソフトグループ・リーダー
   下地恵子 アシスタント

木村事務局長 「近畿広域圏FPU・ラジオマイク運用連絡懇談会」は16年前から隔年で開催しており、今回が8回目、平成26年4月に(一社)特定ラジオマイク運用調整機構になり、2回目の運用連絡懇談会となりました。
 木村事務局長の開会の辞に始まり、会長挨拶は、会長が病気療養中欠席ため、田中理事長が代行して、「新周波数帯への移行も着実に進行していく中、運用・調整業務を再確認して、「最新技術情報」として「協議会事務局の一体化」について意見交換したい」との挨拶がありました。その後、参加者全員の自己紹介があり本題に入りました。

田中理事長 田中理事長から、配布資料に基づき、「特定ラジオマイク利用者連盟」が設立された経緯や、「懇談会の意義」の説明がありました。
 特定ラジオマイクの周波数をFPUと共用することになり、混信・障害を未然に防止するため、音響事業者は、設立時の「特ラ連」の会員となり、「日本放送協会」、「(社)日本民間放送連盟」の3者の構成により「FPU・ラジオマイク運用連絡協議会を設立、規約を締結、さらに下部組織として「地区協議会」を置き、規約を定めて「運用協定」を結ぶことで、平成2年7月共用波が運用開始されました。
 そして、(一社)特定ラジオマイク運用調整機構 となった現在も、「各放送局」の現場でご活躍されている方々と、「当機構会員」の現場で活躍される方々が、意見情報交換の場として「協議会」の目的の理解を深め、運用調整連絡の円滑化を願うことが「当機構」の大事な使命と位置づけています。
 また、最近の「運用連絡調整状況」に加えて、「新周波数帯の運用連絡票」の書き込み方のお願いをしました。
 「最新の技術情報」としては、特ラ機構の25年の歴史を踏まえて、「特ラ機構」の考えている構想について、強制するという事ではなく、今後、「音響事業者」と「放送事業者」そして「エリア放送の皆様」と共に楽しい現場として活躍できる「協議会※の事務局一元化」を構築したいとの思いを話されました。

※:協議会とは「TVホワイトスペース等利用システム運用調整協議会」

「来賓挨拶」
総務省 近畿総合通信局 無線通信部 陸上第三課 課長 大室 博文

大室博文様 「日頃から通信行政にご協力を頂きありがとうございます。
 音響会員の皆様には「特ラ機構の加入証明書」により免許しておりますが、この懇談会に出席して、具体的な調整業務の実態をお聞きして、大変有意義でした。
 現行周波数は平成30年度末で運用できなくなりますので是非、早い移行をお願いいたします。
 また、12月か、再免許の受付も始まります、再免なさる方は忘れずに申請をお願いいたします。
 特定ラジオマイク運用調整機構の会員様をはじめ、皆様の益々のご発展を願ております。ありがとうございました。」とのお言葉をいただきました。

 
以上をもって懇談会がすべて終了しました。
「懇親会」東天紅 17:30~19:30

 20階の東天紅に懇親会場を移し、今期幹事局の読売テレビ放送(株)技術局 局次長兼報道技術推進部 中島良隆部長様のご挨拶と、(株)ユー・エス・ジェー 岩本 貴博様のご発声による乾杯で賑やかな懇親会となりました。

中島良隆様 岩本貴博様
 渡邉専務理事どの話題も新周波数帯に関する事が多いようでしたが、大いに盛り上がる中、当機構専務理事 渡邉 邦男の中締めでお開きとなりました。

 今回の開催に際し、幹事局である読売テレビ放送株式会社 中島 良隆部長様には大変お世話になり、ありがとうございました。
 また、ご公務のお忙しい中、ご参加くださいました、総務省 近畿総合通信局・無線通信部 陸上第三課 大室 博文様、 辻 正幸様、ありがとうございました。


(武藤)


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