2016年9月1日 第152号  前 目次 次
特ラ機構 第16回 技術賞 授賞式 報告
 功績賞から技術賞へと名称が変わり3回目の今年も中野サンプラザ「エトワール」で開催されました。
 (今回も応募数が少なかったので、如何にして応募者を増やせるかを考えております。何かアイディアがありましたらお寄せ下さい。)
 下記の要領で委員会を開き、選考しました。
 特ラ連技術賞委員会 委員は以下の通りです。
委員長:渡邉 邦男、
委 員:八幡泰彦、田中章夫、金子 孝、高山浩明、石橋 透、武藤一郎、甲田乃次、大野正夫、
以上9名。

特ラ機構 技術賞の盾と八幡賞のクリスタルトロフィー
4月1日(金) 16:30~18:30
事務局にて、応募作品のチェック等。
4月11日(月) 15:00~19:00
会員、SCアライアンスさんのAstにて、厳選選考いたしました。
 以下がその結果です。
6月10日(金) 16:15~17:15
 特ラ機構通常総会当日、技術賞発表・授賞式を行いました。
 今年は、長らく静養中の特ラ機構八幡会長も、表彰式だけでもと、元気に笑顔で参加されまして、八幡賞をお渡しになられました。
 司会進行は、技術賞委員会 委員長の渡邉邦男(専務理事)が贈賞、批評を行いました。
 受賞者のご案内と盾文言の読み上げの、授賞式ナビゲーターには劇団「黒色綺譚カナリア派」の牛水里美さんにお願いいたしました。
 尚、各作品の批評、受賞者へのインタビュー等は紙面の都合上割愛させていただきます。
司会進行の渡邉技術賞委員長 ナビゲーターの牛水里美さん
1 学生部門 努力賞
中島 沙也花さん
東放学園音響専門学校 MAゼミ
MAゼミ総代 中島 沙也花 殿
ドラマ作品 「ダイナマイト ハゲ」
「プロと学生の混合スタッフでつくられた作品。 音を受け持った学生にとって、プロの仕事を体験する良い機会になっつたMAゼミの作品」
2 学生部門 審査員奨励賞
ゴ・ガンミンさん 山内美奈さん
東京スクールオブミュージック&ダンス専門学校
東京スクールオブミュージック専門学校 渋谷
ゴ・ガンミン 殿 山内 美奈 殿
ミュージカル 「明日への扉」
「オーケストラとヴォーカルやコーラスのバランスを実践で経験した作品。個々のマイクバランスの難しさを克服しながら音を作り上げていったミュージカル作品です。」
3 学生部門 審査員奨励賞
小倉望さん
尚美学園大学 3年ゼミ
小倉 望 殿
ドラマ作品「GAME」
「セリフの収音においてワイヤレスマイクの仕込みに工夫を凝らした作品。ミックスのバランスが良かった。」
4 学生部門 銀賞
翠早希さん
日本大学芸術学部 映画学科
3年 翠 早希 殿
ドラマ作品 「BLUE」
「セリフが殆んどなく 環境音だけの映像にすべてを語らせる、洒落たライト・ヴァース作品。公園の雨のシーンや最後の唯一のセリフが印象的でした。」
5 学生部門 金賞
清川未奈さん
尚美学園大学 4年生卒業制作作品
清川 未奈 殿
ドラマ作品 「金の羽」
「サギ師の手先となった就活ちゅうの学生を主人公としたドラマ作品。セリフは明快であり、背景音とのバランスも良かった。」
6 学生部門 金賞
藤田敬さん
日本大学芸術学部 映画学科
藤田 敬 殿
ドラマ作品 「私は少年Kの妹」
「マイクの使い方が適切であり丁寧に作られている作品。たしかな距離感の表現でドラマの筋立てが良いこの作品のクオリティをより一層たかめていました。」
7 一般部門 審査員奨励賞
剱菱一郎さん
株式会社 ソードクリエイティ
剱菱 一郎 殿
その他のジャンル「ビルボードライブ東京における電磁シールド報告」
「新周波数帯使用時の外来電波による懇親を避けるため、カーテンに電磁シールドを施し、30デシベルのシールド効果を可能にしました。」
8 一般部門 金賞
黒野尚さん
新国立劇場 中劇場
黒野 尚 殿
現代舞踊公演 「ハイブリッド&ダンス」
「石で造られた打楽器などの懐かしい響きに満ちあふれた音楽と、しぼり込まれた光の中での舞踊がかもし出す舞台空間は、経験を超えたものでした。」
9 一般部門 金賞
矢野正人さん
録音:照川 康政 殿
整音:矢野 正人 殿
映画 「日本のいちばん長い日」
「群集劇ともいえる若い兵士たちの入り乱れたシーンにおいて、ワイヤレスマイク、ガンマイクがすべてをカバーし、見事に整音された作品でした。」
10 八幡賞
八幡会長と藤田さん 八幡賞は、金賞を受賞された4作品の中から選ばれ、ドラマ作品「私は少年Kの妹」に決まりました。
お元気な、会長のお姿を拝見しつつ、特ラ機構 第16回技術賞・授賞式が、お開きとなりました。

特ラ機構 技術賞 受賞の皆さん
学生部門
1. 努力賞 ドラマ作品「ダイナマイト ハゲ」 中島 沙也花
2. 奨励賞 ミュージカル 「明日への扉」 ゴ・ガンミン  山内 美奈
3. 奨励賞 小ドラマ作品「GAME」 小倉  望
4. 銀 賞 ドラマ作品 「BLUE」 翠  早希
5. 金 賞 ドラマ作品 「金の羽」 清川 未奈
6. 金 賞 ドラマ作品 「私は少年Kの妹」 藤田  敬
一般部門
7. 奨励賞 その他のジャンル
「ビルボードライブ東京における電磁シールド報告」
剱菱 一郎
8. 金 賞 現代舞踊公演 「ハイブリッド&ダンス」 黒野  尚
9. 金 賞 映画 「日本のいちばん長い日」 照川 康政  矢野 正人
八 幡 賞
  金 賞 ドラマ作品 「私は少年Kの妹」 藤田  敬


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