2016年1月1日 第148号  前 目次 次
第44回東京モーターショー2015

会 場:東京ビッグサイト
日 程:
 プレスデー   10/28(水)~29(木)
 プレビューデー 10/29(木)
 一般公開    10/30(金)~11/8(日)
主 催:
 一般社団法人 日本自動車工業会(自工会)
後 援:外務省、経済産業省、国土交通省、環境省、東京都、千葉県、国際自動車工業連合会、日本貿易振興機構
総入場者数:812,500人

使用された特定ラジオマイク : 36社72ブース、
アナログ現行周波数(700MHz)帯125局、デジタル現行周波数(700MHz)帯20局
新周波数(TVWS)帯135局、1.2GHz帯14局
チャンネルプラン
アナログ現行周波数(700MHz)帯・・・木村
新周波数(TVWS)帯・・・中島

平成27年11月2日(月)、東京モーターショーが開催されている東京ビッグサイトに電波チェックに向かいました。
 後日の自工会報告では、悪天候が多かった事もあり前回より入場者数が減少したとの事でしたが、この日はまさに風雨が強い日でしたが会場は大変な賑わいでした。
 新車市場の縮小感は否めないものの、ワールドプレミアミア75台、ジャパンプレミア68台を含み417台の展示は見ごたえがあり、モーターショー特有の華やかさは損なわれる事無く来場者を満足させていました。
 目をひくのは、各ブースに設置された大型モニターに展開される映像の美しさと迫力、混雑で全容が見えませんでしたが素晴らしいものでした。
 今年3回目になる~SMART MOBILITY CITY~は2020年を見据え又その先の都市システムをイメージした展開でテストスライドやカンファレンスを通じてこれからのモビリティ社会を提示していました。世界一のテクノロジーモーターショーを目指す主催者ですが、テクノロジーだけでなくデザインも一段と愛らしかったり、クールだったりで、見た目の楽しさも試乗体験者を増やしたようです。
 試乗体験にはブース内に坂道を作ったものもありましたが、「坂道に強い」のアピールか斜面に車をディスプレイしたメーカーがあり、その迫力を体感しようと車の下方には大勢の人がひしめいていました。もちろんその迫力は体感してきました。
 モーターショーと言えば美しいコンパニオンが必要不可欠(?)ですが、今年の展示には男性の外国人モデルが登場していました。しばし見惚れてしまいましたが、やはり美しいコンパニオンも目をひきます。相変わらずカメラを携えた一軍が、ターンステージにいるコンパニオンの正面を待ち構えフラッシュの嵐を巻き起こしていました。

 来場者参加型の企画は功を奏し、来場者満足度調査では89.2%(前回86.7%)の数字になりました。少量生産ではあるものスポーツカーや超高性能車の一挙公開は世界で開催されるモーターショーの中でも珍しい現象だったそうです。今後も新たな展開を見せていくのだろうと思います。

現行周波数帯・新周波数帯のチャンネルプランと運用

 自工会及び東京ビッグサイトからは早めの打合せ訪問を受けました。前回通りモーターショー事務局のサイト(申請状況)を特ラ機構が閲覧できるシステムを利用し、不審な電波に対して事前に警鐘を鳴らすことが出来ました。
 特定ラジオマイクは東西・屋外含め294局が運用されました。そのうち現行アナログ700MHz帯と新周波数TVWS帯につきチャンネルプランを作成しました。デジタル現行周波数700MHz帯及び1.2GHz帯ご利用社には運用社同士の話合いでチャンネルを決めていただきました。
本番前に外国ブースでのトラブルが一件ありましたが、大過無く終了する事ができました。運用社のデスク、現地ご担当者のご協力並びに関係各位の皆様に心より感謝申しあげます。


(木村)



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