2014年5月1日 第138号  前 目次 次
平成25年度  第6回 理 事 会

1.日 時 平成26年04月09日(水) 午後3時~5時
2.場 所 「中野サンプラザ」 6階  フラワールーム
3.出席者(会長・理事・監事総数22名)
(出 席) 八幡泰彦、石橋 透、伊藤 博、太田洋世(小間新五)、小野良行、小俣公洋、金光浩昭、
北口紀雄、小松 誠(山下伸一朗)、田中章夫、津田浩之、西澤勝之、橋本秀幸、橋本喜代志、
右田研介、吉田廣嗣、渡邉邦男。
金子 孝、國枝義久(監事)。
(委任出席)則行正信、鈴木久利。
(欠 席) 西海成市。

4.議 題

 議事開始の冒頭、八幡会長より挨拶があった。「法人化も皆様のお力をいただき発足しました。『特ラ機構』はこれから末永く『法の番人』として発展をしていきたいと思います。『特ラ機構』はどなたからも後ろ指、指されることのない組織でありたいと思っています。」

[報告事項]

(1)運用連絡と調整の近況について
別紙により報告を受ける。(別項目参照)
(2)「特ラ連レポート」
137号は、2月28日に発送いたしました。
138号は、5月上旬に発送する予定です。主な内容は、「新周波数帯対応特定ラジオマイクテスト会」についての報告記事、テスト会で集めたアンケートに書かれた疑問に対するQ&A、「イベント報告」は、2月13日-2月16日にパシフィコ横浜で開催されたCP+取材記事、「ちょっとブレイク」は加藤しげき氏の記事を掲載予定です。
(3)各委員会報告
  1.   「編集委員会」
    第42回編集委員会は、平成26年3月28日に当連盟事務局にて開催されました。
    出席者は7名でした。137号の訂正箇所の確認、138号の編集内容の検討、
    法人化後のレポート第1号になるため、冒頭挨拶文の掲載、表紙のデザイン等について話し合われました。
  2.   企画委員会
    平成26年2月25日(火) S・Cアライアンス4階で第32回企画委員会を開催した。出席者は金子委員長を始め7名で新しい法人化の定款と運用調整費について、意見交換を実施した。
  3.    恒例の賛助・技術合同委員会及び周波数移行対策プロジェクト
    賛助・技術合同委員会及び周波数移行対策プロジェクトなどは流動的な対応に追われ休会しました。
  4.   第14回 技術賞委員会
    平成26年4月4日(火) S・Cアライアンス4階で第14回の技術賞委員会を開催した。出席者は渡邉委員長、八幡会長、金子監査、高山賛助委員長、武藤グループ・リーダー、甲田グループ・リーダー、大野嘱託でした。
    現在の状況は
    1.   尚美学園大学  1作品
    2.   日本大学 芸術学部  2作品
    3.   刈谷市民会館     1作品
    4.   推薦状 「浅草サンバカーニバル」のチャンネルプラン
      被推薦者 カトヤレコーディングサービス
      推薦者  戸田音響サービス
    5.   東京サウンドプロダクション  未着
    6.   音響芸術専門学校       未着
    応募作品のうち、資料が不足しているものもあり、それらを至急送っていただくことにした。また、授賞式当日、参加者へのサービスとして、受賞作の一部を会場で見ていただくように、DVDコピーを考えている。
    例年のごとく、応募数が少ないので会員の皆様の協力をお願いした。
  5.   理事推薦委員会
    法人化の審議があり、理事体制は引き継ぐことで、この期間の開催は無かった。
(4)統合データベースの概要
配布別紙資料により周波数移行後に運用するシステムの概要を説明。
(5)平成25年度 臨時-3理事会 報告
配付別紙利用資料により、説明を受ける。平成26年3月12日(水)13時00分~17時00分「中野サンプラザ」15階 フォレストルームで委任出席6名を含めて22名全員出席。
審議事項として
  • 1号議案 「一般社団法人 特定ラジオマイク運用調整機構」
       (略して、「特ラ機構」)の「附則」である「年会費、調整費等」について
    • 「定款」本文につきましては、前回の理事会(理事会 25-05)でご承認を得ており、その附則である、「年会費、調整費用など」の具体的な考えとそれに基づく金額について、例示したが、電技協の動き推進協会の対応などが確定しなので、考え方について審議を頂いた。色々意見を聞かせていただき、基本的に特ラ連会員の「年会費、調整費用など」現行から軽減されないと移行は難しくなると思われる。平成26年度の中でまとめることについて審議した。
  • 2号議案 「特ラ機構」新年度予算(平成26年度)について
    • 「年会費、調整費」などは周波数移行とも絡み、また、その額の確定が出来ない状況なので新年度予算は従来の特ラ連の附則に則って対応したいとの提案があり、審議した。
審議結果
 1号議案は内容を平成26年度に詰めることにし、2号議案と合わせて、理事各位の拍手により共に承認された。この結果を臨時総会に提出する事にした。
(6)平成25年 臨時 総会 報告
配付別紙利用資料により、説明を受ける。平成26年3月19日(水)15時00分~15時30分「中野サンプラザ」11階アネモルームで出席者413名(委任状を含む)で本総会は有効に成立した。議長には八幡会長が選出され、議題の「一般社団法人特定ラジオマイク運用調整機構」設立の件で、設立に至るまでの経過報告と平成26年度予算は具体的な環境条件が整っていないので、25年度の特ラ連の規約により対応する事の提案が田中理事長よりあり、次に定款については石戸事務局顧問から説明を受け、質疑応答があり審議の結果、原案通り「異議無し」の拍手により可決承認された。なお、事前に全会員様には定款(案)を郵送した。
(7)総務省関係、ARIBの報告
  • 総務省関係では
    1.   周波数移行関連で動きのけじめには出向いて意見交換をしている。
    2.   関東総通局関係
      平成26年2月13日(木)に当連盟の中島システム担当役員と石川職員が免許申請関連で電子申請について意見交換した。
  • ARIB関係では
    1.   平成26年2月25日(火)にARIB 懇談会がホテルニューオータニで行われ、当連盟から八幡会長に代わって松崎職員が参加した。
    2.   平成26年3月18日(火)にARIB第91回規格会議、霞ヶ関ビルで行われたが、八幡会長の代理として、田中理事長が出席した。関係する件案では、特定ラジオマイクのWS帯、1.2GHz帯の標準規格を総務省の制度整備により技術的条件の改定をするもので承認された。その他27件とも承認された。
(8)第14回 関東広域圏「FPU・ラジオマイク運用連絡懇談会」報告
平成26年3月24日(月)午後3時00分~午後5時00分NHK青山荘欅の間で実施しました。毎年実施して13回になり、「特定ラジオマイク利用者連盟」という名称では最終になりました。出席者は25名(総務省、民放連、放送局、会員、特ラ連理事、事務局職員)。
議題は、特ラ連から恒例になっています、「懇談会の意義」と「日常運用連絡・調整業務」について簡単に事務局より説明をし、当連盟の業務についてご理解とご協力を要請しました。
「最新の技術情報」として、「周波数移行の現況について」700MHz利用推進協会 河野 専務理事により、移行関係の最新情報を配付資料より、要点を分かり易く丁寧に解説して頂いた。
意見交換として、放送局、特ラ連会員そして事務局からも意見が出された。最後に、締めくくりとして、総務省 関東総合通信局・陸上第三課の中村様より来賓のご挨拶を受け終了しました。

懇談会概要

田中理事長の開会の辞で始めました。
  1.   八幡会長より挨拶
    これからも放送局の皆様と一緒に仲良く歩んで行きたい。4月からは特ラ連も法人化して放送局の皆様とも連携して今まで以上の利便性を発揮したいと考えております。宜しく御願い致します。
  2.   参加者全員と事務局職員の自己紹介
  3.   特ラ連より
    配布資料により、「懇談会の意義」について(田中理事長)、恒例になっていますが、特定ラジオマイク利用者連盟はいかなる位置づけの下に業務対応をしているのか、放送局との関係を中心に特定ラジオマイクとFPUとが同じ周波数帯域を共用する為に必要不可欠の会であるとのご理解とご協力を求めた。
    配付資料により、「特ラ連から見た連絡ルートの流れ」ついて(田中理事長)、
    「800MHz-FPUの運用連絡」と「A型ラジオマイクの運用連絡」に分けて説明して、今後ともご協力をよろしくとした。
    配付資料により、「日常運用連絡・調整業務」について(木村参与)、恒例になっていますが、日常実業務を中心に解説され、当連盟の業務についての理解に努めた。
  4.   「最新の技術情報」 700MHz利用推進協会 河野 誠 専務理事
    「周波数移行に関する最新情報」について、配付資料により、① 周波数移行の概要。② 特定ラジオオマイクとして費用負担の範囲、早期移行キャンペーン、特定ラジオマイクのTVホワイトスペースチャンネルリスト、新周波数対応特定ラジオマイクテスト会、新規の販売状況、テスト機器のご案内。③ FPUテスト機の調達など。を柱に、移行の最新情報を各項目に分けながら、分かり易く、丁寧に説明された。特に費用負担について具体的な例を示して解説され、新機種の発売状況とこれからとしてFPUも含めて示された。チャンネルリストの留意事項についても具体化された内容解説があり幾らか柔軟性を認めている感じがした。テスト会も5月から6月にかけて、5ヶ所の追加になり、テスト機器の充実も報告された。(色々分からない事などあれば遠慮無く、文末にある推進協会に問い合わせて下さい)

    質疑応答について要点

    1.   放送局から終了促進措置完了目標の2015年3月31日までのスケジュールきつくないか?回答として、目標として、多方面から色々な施策と対応を取っています、ご理解とご協力も御願いします。
    2.   特ラ連会員から各種機器の納品が遅いとの声があるが?回答として、現在、一部の会員・ユーザーの方へは機器の納品に時間を要している状況があります、特に海外製品の納期に時間を要しています。今後、ご心配をおかけすることなくご要望の納期に出来るだけ、対応出来る様に各メーカーと連携を取っていきます。
    3.   特ラ連事務局から頂いた、配付資料は全て公開ですか?回答として、公開して問題ありません。是非ご利用下さい等、活発な意見交換をして、感謝の気持ちをもって拍手により終了しました。
  5.   来賓のご挨拶
    総務省 関東総合通信局・陸上第三課 電波検査官(チーフ) 中村 透様より
    「本日はお招きいただきまして、有り難う御座いました。3月末には700MHz帯での現行の特定ラジオマイクの申請は締め切られます。いよいよ特定ラジオマイクの周波数移行も本格化して行く、この4月から特ラ連も法人化され、一般社団法人 特定ラジオマイク運用調整機構として活躍されるとのことで、これからも運用調整では宜しく御願いします」。
    との挨拶をいただいた。
    その後、懇親会もあり、懇談会を受けてそれぞれに今後の特定ラジオマイクの有り方など総務省、民放連、放送局、会員の各皆様が打ち解けた話に花を咲かせ、懇親を深めました。
    ◇一般社団法人 700MHz利用推進協会 移行調整部に電話で問い合わせる場合
      0800-800-0824 (通話料金無料)
      ※ 9:30~18:00 土日・祝祭日および年末年始を除く。
    宜しく御願いします。
(9)PASの動き
特になし。
(10) 25年度の再免許状申請手続き業務の報告
平成25年度の再免許申請手続き業務は、239会員、2,134局で終了した。前年度に比べ、13会員増え、局数は64局減となった。自社申請は7会員で、全体の約3%だった。前年度の約4%より僅かに減少した。新しい免許状は、5月下旬の発送を予定しています。
(11)26年度情報通信月間推進協議会
平成26年度情報通信月間第一回運営連絡会を3月3日(水) ニッショー会館で開催された。当連盟から、武藤グループ・リーダーと青木職員が参加した。
今年度の情通月間テーマは「夢ひろがる、未来へつながる、ICTスマートライフ」に決定しました。今年度も関東総合通信局と共催で、6月下旬、同局会議室において最新情報を提供する予定です。詳細は後日お知らせ致します。
当日は、総務省 情報流通行政局 衛星・地域放送課 課長補佐 石丸須弥子氏の「放送サービスの高度化」と題した、総務省の4K・8K推進政策と今後の展開のご講演がありました。
(12)ITS実験 (Intelligent Transport System)
トヨタ関係
  • 東富士研究所では平成24年4月から現在も実験が続いている。
  • トヨタ市内6ヶ所(24時間体制)で引き続き平成26年6月末までの実験計画が来ている。
デンソウ関係
  • 平成26年2月度までの計画書が引き続きデンソウ本社内コース(刈谷市)で実施する旨の連絡は来ている。
この3実験とも不具合の発生時は実験を休止することになっています。
尚、中心周波数は760MHz±5MHzです。
(13)日本舞台音響事業協同組合 総会・基調講演
平成26年3月20日(木)、八芳園で日本舞台音響事業協同組合の「総会記念」後、「基調講演」には推進協会から河野専務理事の「周波数移行の現況」。特ラ連 田中理事長から「運用調整」について講演させていただき、四つの柱(法人化、会費関係、電技協、推進協)で講演した。意見交換としては、色々ありましたが、会費は安くして下さいが耳に残った。「基調講演」に続いて、「懇親パーティー」には八幡会長、木村参与、甲田グループ・リーダー、も出席した。大変有意義で懇親を深めた。
(14)独立行政法人 情報通信研究機構
平成26年2月20日(木)、引き続きWS帯で実験を続けたいとのことで、覚書を取り交わすことで了承した。
(15)当連盟のFAX&COPY機の交換
現用の機器は4年目に入り老朽化も見られるので、平成26年3月14日(金)に同じキャノン社製に交換した。
(16)短信、その他
  • 平成26年2月5日(水)、荒木弁護士と「これからの法人化」について、八幡会長と田中理事長で意見交換をした。
  • 平成26年2月12日(水)S・Cアライアンス社前で八幡会長が転倒して医療センターに入院、ペースメーカーを入れる事になりました。2月28日に無事退院され、現在は従来と同じく出勤されています。皆様にはご心配をおかけしました。
  • 平成26年3月17日(月)、JDF(日本デジタル放送システムズ)経営企画本部経営企画本部企画営業部夏目哲夫担当部長が訪問され、八幡会長と田中理事長で周波数移行について意見交換した。

5.[審議事項]

(1) 会員の入退会 平成26年02月~26年03月分

[入会]

北海道:(有)SWITCH
東 北:(有)ステージワーカー、(有)サウンドプラス、(有)テレビ音響、㈱unicorn、菊池 哲朗
関 東:ソロモン・スクエア㈱(アイアシアター トーキョー)、(有)ヤマナシイベントサービス、㈱トモ、齋須 秀一、クリエイティヴ・コア㈱、㈱ソニック、(有)ゲットオンオーディオ、(学)滋慶学園(東京フィルムセンター映画・俳優専門学校)、㈱オフィスてら(オフィスて・らHDTVスタジオ)、㈱モビーディック、㈱シブヤテレビジョン(TSUTAYA O-EAST)、㈱シブヤテレビジョン(TSUTAYA O-WEST)、㈱ハセガワエスティ(アニヴェルセル みなとみらい 横浜)、相模原市(相模原市民会館)、㈱ピークオン、(有)Orfeo、笠井 知彰、アソビワークス㈱、㈱ヒップランドミュージックコーポレーション、(有)特上モンブラン、㈱メディアコミュニケーションズ、池田 大良、安念 孝仁、㈱阪神コンテンツリンク(ビルボードライブ東京)、玖島 博喜、㈱群馬テレビエンタープライズ(ヤマダ電機 LABI1 高崎 LABI Garden 屋外ステージ)、森ビル㈱(虎ノ門ヒルズフォーラム)、伊藤 文善、(学)滋慶学園(東京スクールオブミュージック専門学校渋谷・東京ダンス&アクターズ専門学校)、西川 一三、㈱ブルーノートジャパンInc.(ブルーノートトウキョウ)、㈱日本レジャーチャンネル、(有)ピッグ、アニヴェルセル㈱(アニヴェルセルみなとみらい横浜)、厚生労働省国立保健医療科学院、平野 豊、㈱T-INFINITY ENTERTAINMENT、㈱さだ企画
信 越: 上田市(上田市交流文化芸術センター)、唐沢 紀彦
北 陸: 木戸西 秀一
東 海: (公財)可児市文化芸術振興財団(可児市文化創造センター)、丹生 拓哉
近 畿:大阪市(大阪市立こども文化センター)、植村 浩一郎、滝山 武彦、櫻井 幹也、㈱サンザ(BATUR OSAKA)、㈱エード、㈱阪神コンテンツリンク(ビルボードライブ大阪)、TOA㈱、 (有)ティースペック、西宮市(西宮市フレンテホール)、福田 眞也、㈱コンベンションリンケージ(滋賀県立県民交流センター)、神戸国際ステージサービス㈱、㈱TOP GEAR、GCP Hospitality Japan㈱(ハイアットリージェンシー大阪)、裕進観光㈱(ANAクラウンプラザホテル京都)
中 国:中島 雄二、大木 剛
四 国:青木 拓、㈱マッドマガジンレコード、(有)エレックス
九 州:(公財)延岡総合文化センター(延岡総合文化センター)、(有)アミューズインコーポレーション、㈱コシマプロダクション、㈱九州舞台(萃香園ホテル)、(有)GENLOCK、吉本 貴子、㈱プロダクションナップ、㈱ヒューズ
沖 縄:㈱クラウディア沖縄(アイネスヴィラノッツェ沖縄)、(有)ステージプランニング

[退会]

関 東:(学)創価大学、(公財)横須賀芸術文化財団、㈱光創
東 海:(有)トライメディア
近 畿:エイチ・アール・オーサカ㈱、ビューテック㈱

平成26年3月末現在 1,122  会員 (含む 賛助会員)
マイク局数 16,819  (2:2,956 4:7,251 2/4:6,612)
デジタルマイク局数 857  (1~3:6 2/3:2 1~4:849)
イヤモニ局数 807  (2:128 4:122 2/4:557)
 合 計 18,483  局(平成26年3月末現在)
(2)周波数移行関連事項
  1.   「700MHz帯携帯電話基地局からの電波によるテレビ受信障害フィールド試験」
    この試験に合わせて、基地局(出力40W)の近傍で、特定ラジオマイク700MHz帯4CH帯で受信すると、どんな音声になるのか実験をした。平成26年3月1日、栃木県河内群上三川上蒲生で当連盟、甲田技術委員長が担当した。これからLTEとの周波数共用があるのでこれらの障害を知るために役立たせたい。
  2.   「電技協関係」
    1.   協議会移行ワーキンググループ
      TVホワイトスペース利用システム運用調整連絡会を協議会として費用負担を含めた組織へ移行するための、規約の改正、予算の検討、移行措置に於ける初期費用の700MHz利用推進協会さんへのお願いなど、下記スケジュールにて協議をおこなった。
      協議会移行WG開催日 2/10(月)、2/21(金)、2/27(木)、3/5(水)、3/11(火)、3/17(月)
    2.   統合データベース作業班
      2/12(水)、2/27(木)、3/11(火)、3/20(木)、統合データベース作業班の会議を行った。
      特ラ連は統合データベースをコントロールするソフトウエアーの構築に寄与し3/27(水)リンク情報システム㈱にて仕様確認作業がおこなわれ、無事検収された。
      今後は若干の詰めの作業を経て中島役員の立ち会いのもと、実運用へ進んで行く。
    3.   TVホワイトスペース利用システム運用調整連絡会 幹事会
      開催日は2/14(金)、3/13(水)、3/25(火) TVホワイトスペース利用システム運用調整連絡会の幹事会が行われ、協議会規約、運用規程、予算案などが協議された。
    4.   総会
      平成26年3月25日(火)民放連 3階 第6会議室で開催され、前述の各種会議などの結果をまとめて、運用調整機能もった協議会への移行、規程などの改正、制定、平成25年度、平成26年度の収支予算、役員などの選出をした。
      今後は、この体制を経済的にも、システム的にも無駄のない、1つ体制下にまとめる為に、関係する各機関とも連携して、(「特ラ連」も4月からは一般社団法人として「特ラ機構」になる)その体制作りを早急に立ち上げて、今年度の中で関係各位の合意の下で、統一したいと考えている。(総務省様のご挨拶にもまとめたい旨のコメントが述べられている)
  3.   「700MHz利用推進協会関係」
    1.   「特定ラジオマイクの周波数移行に関する連絡会(以下、略して「連絡会」)」
      第13回「連絡会」(3/16実施)は第7回「共用WG」の報告がメインになった。質疑応答は記載事項の不明確な点として、出来る限り緊急対応時間の短縮、特ラ連への連絡ルート表示確認と放送局は各局対応で特ラ連会員は特ラ連が通常の運用調整連絡となる、混信・障害等の実音検証、高層階の運用、合意書関連の補償問題、基地局の中継局のあり方、等については次回(平成26年4月23日予定)までに検討する事になった。
      円滑な周波数移行に向けた取組状況についてはCHリストの追加、テスト会の追加5月から6月に5ヶ所が予定されている。機器の発売状況などの報告もあった。
    2.   「特定ラジオマイクの周波数移行に関する連絡会周波数共用調整WG会合(以下、略して「共用WG」)」
      平成25年10月3日に連絡会の下部組織として第1回が開催され、平成26年3月17日で第7回になり、放送局と途中4回は合同で実施した。また内容によっては「特ラ連」として、子細について、開設認定者と個別に何回か意見交換した。
      音響用と放送事業用の条件は同一が望ましいとしている。「共用WG」第7回の結果を第13回「連絡会」に提案され、何点かの修正などの提案があり、決定には至っていない。
以上の報告は特に問題なく了承された。
(3)平成26年度 「特定ラジオマイク周波数帯移行対策プロジェクト」報告
配布別紙資料により説明を受ける。平成26年4月7日(月)S・Cアライアンス4階 出席者10名で開催した。
現状を取り巻く3課題に絞って意見交換した。
  1.   「特ラ機構」に対しての会費、調整費などについて
    事務局として、何点かその考えを提示して議論したが、更なる詰めが必要であるとなった。
  2.    周波数移行に伴う補償の一つ、特定ラジオマイク1局に対して3局の供与に対しての電波利用料と調整費のあり方について
    「特ラ機構」に自主的な委員会を設けて、運用管理する方法について議論した。それには、理事会の合意も得て、総務省にもそれ相応の対応を取るよう要請したい。
  3.   「協議会」と「特ラ機構」のあり方。
    現行のあり方は「特ラ機構」と「協議会」の2つに運用調整がばらけているが1つにまとめて、経費の軽減化を計りたいとの議論をし、その方向に努力する。
    との提案を審議した結果 ①項目は今後も検討をする、③項目は対応すべく考えていく事で了承を得た。
    ②項目は次の項目について、
    1.   現行の1局が3局に成る時の確認事項。
      1.   1局を3局に出来るのは終了促進〆切期限の15年3月31日までに合意したサインがあり、ホワイトスペース帯である。
      2.   1局を3局にして、免許状は1つで対応を可能とする方法は分かったが、そうしなくて3局の免許状を取得しても良いか。
      3.   1局を3局にして、免許状は1つで対応した時は再免の5年後も同じであるか。
      4.   1局を3局にして、免許状は1つで対応した時、途中で免許状を増やすことは可能か。
      5.   1局を3局にして、免許状は1つで対応した時、興行などで予め設定できるものは、前もって変更申請していくことは可能か。
    2.   意見として、固定会員はWS帯を優先すると「特ラ機構」で決めて欲しい。

    等、疑問点をクリヤーにして、②項目は引き続き議論することになった。そして1局を3局にした時、免許状は1つで対応するには会員相互での義務と責任が付くことを理解していただき、引き続き議論する事になった。
(4)平成26年通常総会 議案と日程
「特ラ連」最後の総会となります。
総会は平成26年6月6日(金)「中野サンプラザ15階 エトワール」で実施。スケジュールは総会が14時00分から15時30分。技術賞表彰式15時45分から16時45分。「総会セミナー」は「周波数移行の統合データ・ベースシステムの概要」当連盟 中島システム担当役員、甲田技術委員長の講演予定で16時50分から17時30分です。
懇親会会場は 「中野サンプラザ14階 クレセント」で18時から20時までを予定しています。
  1.   第1号議案 平成25年度事業報告・平成25年度収支決算ならびに監査報告
    配付資料により説明をする。(別途総会資料は送付します)
  2.   第2号議案 平成26年度事業計画(案)・平成26年度収支予算(案)
    配付資料により説明をする。(別途総会資料は送付します)
    会員の皆様には是非ご参加いただけます様にとの要請があり、特に問題は無く承認された。
(5)36協定の調印
田中理事長と職員代表の松崎職員の間で協定書に調印し、新宿労働基準監督署に提出、平成26年3月31日(月)に受理された。(土曜日現業勤務のため)特に問題なく了承された。
(6) 次回理事会
平成25年08月06日(水) 午後3時00分~5時00分
中野サンプラザ 6階 フラワールーム
平成26年度の第1回目となります、是非ご参加よろしくお願いします。

注:
   本文中の略号について
   「特ラ連」とは「特定ラジオマイク利用者連盟」の略
   「特ラ機構」とは「特定ラジオマイク運用調整機構」の略
   「推進協会」とは「700MHz利用推進協会」の略
   「電技協」とは「電波技術協会」の略
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