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上記のタイトルで、当連盟の技術委員長、飯田幹夫が講師を努めました。
65名の出席者で会員の皆さんの関心のたかさがうかがえました。以下は当日の講演の一部です。
時代の流れは、アナログからデジタルへ移行しつつある。
多くの無線局がデジタル化さ、アナログとデジタル、デジタルとデジタルの相互干渉妨害を考慮すると、デジタルとデジタルが有利となる。
例えば、周波数を共用しているOFDM方式FPUとデジタル化ラジオマイクの相互干渉妨害、ラジオマイクの同一場所での運用チャネル数を増加できる可能性がある。
アナログ系の部品、測定器、技術者等が減少してくる。
アナログからデジタルへの置き換えが進んでいる。
周波数を繰り返し使用できる距離が短くなる。周波数の有効利用ができ、運用チャネル数を増やすことができる。
相互干渉妨害が軽減でき、互いに隣接する運用範囲(サービスエリア)を接近できる。
アナログでの技術開発による性能改善は、限界に近い。
開発費、材料費、製造費は、デジタル化をすることで、小型、軽量化、性能改善が容易となり、使用者の経済的な負担を軽減できる。
人工雑音の増加による無線環境が悪化してきた。アナログと比較し、デジタル化すれば、人工雑音の影響を軽減できる。
現在までに、実験局を免許され、屋内、屋外での実験を行なった。実験結果を報告書を作成し、デジタル化の可能性が確認された。
B型ラジオマイクの検討が開始された。
B型デジタル化の予定
(2007年1月24日に答申された。)
ARIB(社)電波産業会で、STD-15標準規格書が作成され、TELECで測定法が公表され、技術基準適合証明の審査が開始される。
夏から秋にかけて商品化されると思われる。
A型の概要
いろいろな課題もあるが、技術的には、実験局の実験結果からデジタル化を実現できる。
B型ラジオマイクが先行して商品化されることから、A型ラジオマイクは、短期間の検討で、実現されると思われる。
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