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 6月6〜8日の3日間、北の丸の「科学技術館」で開催されました。情報通信月間行事として特ラ連も参加。会期中は、ラジオマイクを使用されているいろいろな分野の方々から貴重なご意見、ご提案をいただきました。
展示 
 映像関連が殆どで、設備、ソフト制作関連。音声関連は、主にMAで、ラジオマイクは、1社のみでした。地上デジタル放送が受信できる1セグの説明、きれいな受信画像の携帯電話が目につきました。
講演
 ノミの市では、B型ラジオマイク、カメラ等もあり、ワークショップでは、映画屋さんのOBが若い人達へ熱心に説明しており、映画屋さんの熱気が感じられ、フィルムの技術が失われて行くのは、なんとも寂しい気がしました。
参加者 
 映像関係者が大多数ですが、ソフト制作者、設備業者、製造業者で、映像、音声に関係を持っておられる方々でした。昨年と異なり、専門学校の学生が少ないように思われました。
特ラ連のブースに立ち寄られた方の話から 
 A型については、デジタル化の動向、現行アナログとデジタルの混在、移行等の話題が主でした。アナログは、技術的、経済的なことを考慮して猶予期間を設けて欲しいとの要望が強かったようです。デジタル化については、当然、時代の流れ、性能の改善等に期待されているようでした。
B型については、
 使用者の団体で、ラジオマイクについての情報が少ないのか、一般業務用の使用者、設備業者からは、会議室、商業施設、学校関連の質問が多かった。
ラジオマイクの相互干渉妨害による混信が増えていること、チャネル呼称、割り当てについてや、各社の互換性について等の質問が多いようでした。
混信については、
 電波法令に関して、常識程度の知識が必要な感じで、誰でも使える周波数についてのあり方について考えさせられました。販売者は、商品の説明だけでなく、妨害を受けたとき、妨害を与えたときの対処について説明していただければと思いました。
ラジオマイク全般ですが、
 送信機は、技術適合証明を受けていることから、性能は、保証されていると思いますが、受信機については、価格を下げたいことから、一部ですが、性能が仕様を満足されていないように思われました。デジタル化も予想されますので、今後の改善に期待しています。
以上   
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