平安時代に明星が空から降り注いだとして、電気・電波の祖神である電電明神をおまつりしたのがはじまりといわれています。その後、元冶元年(1864年)の兵火で焼失、仮宮のままだったのを昭和31年(1956年)、電気・電波業界の協賛・協力で今の電電宮(写真)に修復。同時に先覚者ならびに事業者の霊を顕彰するため、電電塔が建立されました。塔の後方の壁にはエジソンとヘルツのレリーフも飾られています。
 最近は通信事業者やコンピュータメーカーなどから信奉を集めお参りする人も多いとか。「ITの時代にも神頼み」という感じはしますが、京都にお出かけの時に、お参りしてみてはいかがでしょうか。
 このお宮を知ったのは、近畿総合通信局のホームページ。関連サイトをたどってみてください。私もぜひ行って見たいと思っています。
(事務局・根本)
 「虚空蔵法輪寺」 京都市西京区嵐山虚空蔵山町  電話:075-861-0069 
(行き方) 京福電鉄「嵐山駅」から南へ500メートル
阪急電鉄「嵐山駅」から西へ200メートル
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