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主催 日本舞台音響家協会 関西支部
後援 関西舞台文化懇話会 関西舞台テレビテクノ&アート協同組合
協賛 特定ラジオマイク利用者連盟(特ラ連)
日時 2001年1月30日
関西支部実行委員会 委員長 中村一雄 (株)サウンド・ジャック・プロダクション
委員 坂田義次(株)キャップ
辰口共衛(元大阪厚生年金会館)
堀江 正(株)甲子社エイ・ブイ・シー

 特ラ連協賛の機器展とワークショップが、大阪市天満橋の大阪マーチャンダイズ・マート(OMMビル)において開催されました。根本事務局長とわたしが取材とパネルディスカッションへ参加のため行ってまいりました。事前に特に関西地区の会員社へご案内いたしましたが、その結果、多数の方にご参加していただき、有り難うございました。
 全参加人員は150余名で熱心な若者たちが、時間いっぱいまで会場にあふれ、後半のイヤモニターを中心としたパネルディスカッションでは多数の質問がありました。以下内容を記します。

第1会場
11:00〜 18:00 「最新音響機器展」
出展協賛社 (株)イーブイアイオーディオジャパン、オタリテック(株)、ティアック(株)、ヒビノ(株)、不二音響(株)、ベステックオーディオ(株)、(株)ヘビームーン、関西松下システム(株)、ヤマハ(株)、(株)ワタナベ楽器店

第2会場
12:00〜16:00 「インイヤーモニターのデモンストレーション」
AKG/GARWOOD/SHURE
16:00〜18:00 パネルディスカッション「インイヤーモニターの技術、運用を考える」
進  行 松木哲志(日本舞台音響家協会 理事長)
パネラー: 根本貞臣、大野正夫(特ラ連)、甲田乃次(バルコム)、服部弘一(オールアクセス)、高杉正博(ヒビノ)
インイヤーモニターのデモンストレーションは、出展社3社。
5人づつ3グループで体験し、それを合計4回行った。実体験者は60人である。
以下体験報告です。
 まずMTRとCDによる音楽再生をして、スピーカの音をON,OFFし、イヤホーンの密着を確かめ、更に正相、逆相を聞いてみた。製品によって明確であるものとそうでないものがあった。これも耳への密着度の違いによるもののようである。
 さらに受信機を持ったまま部屋のそとに出て、わざといじわるなコースを選び3社とも同じコースを歩いてみたが、受信状態は多少違うようであった。
 パネルディスカッションでは、特ラ連の日常の運用連絡処理の形態を、MOで再生し大型スクリーンに映しながら説明した。





第3会場
13:00〜14:00 「デジタルSRの行方」
講師 豊島公基(株式会社ジョイサウンドプロモーション)
14:15〜15:45 「ホールの音響電源を考える」
講師 磯部正弘(不二音響株式会社)
加藤 明(株式会社 共立)

第4会場
11:00〜18:00 「舞台音響家のための技能講座(中級編)」
講師 辰口共衛(日本舞台音響家協会理事)
水谷 務(大阪電子専門学校)

懇親会 20階「東天紅」にて 19:00〜21:30
 出展社、講師、スタッフのお疲れさん会を開いた。出席者は50余名。
 今回の大阪での機器展は小規模ながら中身は充実したものであった。
 
まとめ 大野