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10月26日(木)14:00〜16:00 NHK青山荘にて
テーマ:「10年目を迎えたFPU・ラジオマイク運用連絡協議会の運用調整の問題点、
     及び協議会の今後のありかたについて」

 特ラ連発足10周年を迎えFPU連絡協議会と特ラ連の関係を見直すということで会議を開き、NHKと民放在京5社のFPUとラジオマイク運用調整に携わる方々にお集まりいただいた。
出席者 放送局 10名、民放連、特ラ連 八幡理事長、田中技術委員長、事務局4名
 理事長の挨拶に引き続き、あらかじめ事務局で制作した資料にもとづき会議を進めた。
毎日届く会員と放送局からの運用連絡をどのように処理しているか、モニター画面にそって説明した。近接で使用する場合などは、郵便番号の上3桁を基本にしてコンピュータの地図ソフトから調べるようにしている。
(1) 移動〜移動 会員同士、放送局と会員の場合は双方へ知らせる
(2) 移動〜固定 会員、放送局が当該施設へ持ち込む。または当該施設の近接で使用する場合は双方へ知らせる
(3) 移動〜放送局 会員が屋外使用のときはFPU幹事社へ知らせる
(4) 放送局〜放送局 放送局がFPU協定の地域外で使用するときは当該地域のFPU幹事社へ知らせる
(5) 固定〜放送局 放送局が屋外で移動しながら使用する場合(マラソン等)、郵便番号だけでなく都道府県単位でも照合し、放送局と近接会員に知らせる
以上を画面を見ながら説明した。
 併せてFPU・ラジオマイク運用連絡協議会として協定を結んでいる31地区のうち、屋外使用の連絡を必要とする放送局の幹事社は14地区であることを説明。また、放送局の屋外使用で会員と干渉のおそれのある場合はFPUのチャンネルのうち、2か4を空けてもらえないか、などの要望も出した。

放送局側の意見
 デジタル化したFPUが逆に影響を受ける場合もある。4帯が多いようである。
FAX連絡の固定施設の担当者に連絡しても、肝心の話の分かる人がいないケースが多い。またFPUも表記の時間、全部電波を出しているわけではないので、担当者同士でこまかい打ち合わせをするしかない。
 以上が当日のあらましです。大変意義のある会議でした。次回の開催(未定)を約して閉会いたしました。