平成25年通常総会
特定ラジオマイク利用者連盟は、平成25年6月7日(金)、東京都中野区の「中野サンプラザ」において、平成25年通常総会ならびに関連各種行事を実施しました。

1  通常総会

14:00〜15:35 15階 「エトワール」
平成24年度事業報告、収支決算と監査報告、
平成25年度事業計画案、同年収支予算案 他
出席者  37名

2  第13回功績賞表彰式

15:40〜16:45 15階 「エトワール」
出席者  60名

3  総会セミナー「「レ・ミゼラブル」の音響」

16:50〜17:45 15階 「エトワール」
出席者  72名

4  懇親会

18:00〜19.40 14階 「クレセント」
出席者  96名

1 通常総会

田中理事長
田中理事長の司会で行われました。
出席者39名、委任状提出者242名で、規約27条の通常総会開催のための、正会員の1/10を超えており通常総会は成立しました。

八幡会長挨拶
八幡会長「平成24年度は周波数移行に伴う対応で会員を初め関係各位の皆様にも何かとご負担をおかけしました。特定ラジオマイクの将来がこれまで以上に活躍の場を得る様努力して参りますので、会員皆様方のご理解とご協力を今後ともよろしくお願いします。
第1号議案
東日本大震災とそれによる原発事故の後遺症は一朝にして癒えず、後を引く一年と なった。政権は民主党から自民党に変わり、若干の景気回復も年度末には見えて来た。

平成24年度事業報告・24年度収支決算ならびに監査報告

木村参与平成24年度末(平成24年3月31日現在)、会員数は986会員、会員の所持するA型ラジオマイクは今期、会員の在庫整理もあり、14,458局(アナログ・デジタルを含む)に成りました。平成24年度は大きなイベントもなく、景気もいまいちと判断しました。結果、総連絡・調整件数は前年度とほぼ同じの23万件になり、局数も会員の在庫整理なども多くなりました。第1章は「平成24年度 通常業務報告」、第2章は「周波数移行に関する業務報告」と2本立てにしました。

以下、各項目を記します。
第1章 平成24年度 通常の業務報告
(1)会員数と所有ラジオマイク局数
(2)運用連絡・調整
(3)再免許状申請
(4)新システムの開発 
(5)事務局要員体制
(6)情報収集と調査研究
(7)理事会ならびに各委員会
(8)組織と管理
第2章 周波数移行に関する報告
(1)技術調査会
(2)運用調整連絡会
(3)チャンネルリスト
(4)700MHz利用推進協会
(5)ARIB
平成24年度収支決算並びに監査報告
監事の國枝氏と金子氏収支計算書、正味財産増減計算書、貸借対照表の内容については事務局より説明、監査報告は監事の金子、國枝両氏と顧問の石戸公認会計士の立ち会いで報告され、会員の質問として、未収金・法人準備金・システム準備金・正味財産について、事務局関係者からの回答で了承され、第1号議案は異議なしで可決されました。
第2号議案
平成25年度事業計画(案)・平成25年度収支予算(案)
平成25年度は、世界的にも国内においても、安定性には疑問の残る情勢にある。この様な環境下にあって、特定ラジオマイク周波数移行対策プロジェクトを初め理事会、各委員会の示唆、ご指導を受けて特定ラジオマイクの運用に関して悔いの残らない対応を取りたい。
会員数では20会員と新設局数では500局と考えています。総運用連絡・調整件数では25万件と想定しています。
以下各項目を記します。
(1)会員数と所有マイクロホン本数
(2)運用連絡・調整
(3)再免許申請
(4)新システムの開発
(5)周波数移行対策プロジェクト
(6)事務局要員体制
(7)情報収集と調査研究
(8)理事会、各委員会並びにプロジェクト
(9)組織と管理
(10)平成25年度 収支予算案
各項目について、事務局より説明があり、第2号議案は異議なしで可決されました。
第3号議案
平成25年度〜26年度の新理事の選任
選挙管理委員会委員長の高山氏の報告を原案通り満場一致で可決されました。
理事体制について、全理事2期2年目に当り継承することになったので、各理事の自己紹介による挨拶があった。
なお、総会終了後、平成25年度の第一回理事会が開催されて、会長、理事長、監事の選任が行われた。詳細は、7頁をご覧ください。。

2 第13回 功績賞表彰式

表彰状をお渡しした会長と、受賞後に受賞者にインタビューした渡邉表彰委員会委員長の巧みな会話が賞に花を添えた。
表彰式の詳細は、9頁をご覧ください。。

功績賞受賞者の皆さん

3 総会セミナー「「レ・ミぜラブル」の音響」

司会・進行は八幡当連盟会長を中心に、パネラーとして、ゼンハイザーの佐藤満氏、フリックプロの本間俊哉氏、新国劇場の渡邉邦男氏が司会・進行の八幡氏が巧みな話題提供をパネラーに問いかけて話題に花が咲いた。
講演内容に付きましては、特ラ連「レポート」134号に改めて掲載します。

4 懇親会

木村参与の開会の言葉に続き、八幡会長の挨拶を受けて、総務省関係者のご出席者の紹介があり、ご来賓のご挨拶は総務省 関東総合通信局電波部 大蔵 啓様より 「平成25年通常総会が無事終了され事に対しての、会員皆様の労を労うお言葉を頂き、特定ラジオマイク利用者連盟のこれからも益々ご発展して行かれることを願っています」との内容のご挨拶をいただいた。
金子監事続いて、当連盟表彰委員会渡邉委員長より第13回特ラ連功績賞受賞者の紹介の後、乾杯の音頭は当連盟金子監事により、表彰式の感想を紹介されての乾杯となった。
その後、ご公務対応で遅れてご出席頂いた総務省 情報通信基盤局電波部移動通信課 星野哲雄課長補佐の挨拶を受けて中締めは、当連盟の認定制度検討委員会の八木信忠委員長(日大名誉教授)のユウモアーの話しの中にも無線の重要性について話され、3本締めで25年通常総会を締めていただいた。
今回、総務省からご出席頂いた方は、総合通信基盤局電波部 移動通信課 星野哲雄 課長補佐、同 第一技術 土屋 泰司係長。関東総合通信局 無線通信部 大蔵 啓部長、同 中村 透 電波検査官チーフ、同 藤井 聖主主任。又、懇親会の冒頭に、会場の「中野サンプラザ」の佐藤マネージャーよりご挨拶をいただいた。
大蔵 啓様 星野哲雄様 八木信忠委員長