平成23年度第4回理事会

1.日 時 平成23年02月03日(金)午後2時45分〜4時45分
2.場 所 「中野サンプラザ」8階 第3研修室
3.出席者 (理事・監事総数23名)
(出  席) 八幡泰彦、伊藤 博、太田洋世、小野良行、金光浩昭、北口紀雄、小俣公洋、
杉藤芳明、鈴木久利、田中章夫、津田浩之、出口忠夫、西澤勝之、
橋本喜代志、橋本秀幸、舞木孝一郎、吉田廣嗣、渡邉邦男。
金子 孝、國枝義久(監事)。
(委任出席) 石橋 透、小松 誠、則行正信。
(欠  席)
4.議 題 議事の冒頭、八幡会長より「周波数移行に関しては、心を新たにしてやっていきたい。各種会議の報告書など見ると法律用語が沢山出てくる、これらの言葉に惑わされることなく、大地にしっかりと足を置いて、取り組んでいきたい」との挨拶があった。

(1)運用連絡と調整の近況について、別紙により報告を受ける。(別項目参照)
 
(2)「特ラ連レポート」
  • 124号は平成24年1月発行で、年頭に当たって、会長、理事長、各委員会委員長の年頭の挨拶を掲載しました。平成23年10月開催の、第4回中京広域圏「FPU・ラジオマイク運用連絡懇談会」の報告、並びに、第47回「InterBEE」及びチュートリアル・セッションのデジタルワイヤレスマイクについての講義。臨時・拡大理事会等の報告記事などで、40頁におよびました。発送は12月27日でした。
  • 125号は、2月3日の理事会報告、平成23年11月のモーターショウの報告記事。イベント報告では、会員のベースオントップのご協力によりワールドホビーフェア福岡大会の記事を予定しております。発送は2月末を予定しています。
(3)各委員会報告
  • @ 賛助委員会報告
    賛助委員会、企画委員会、技術委員会そして特定ラジオマイク周波数帯移行対策プロジェクト(以下、略して「プロジェクト」とする)の合同委員会(以下、略して「合同委員会」と略す)報告にまとめる。
  • A 企画委員会報告
    合同委員会報告にまとめる。
  • B 技術委員会報告
    合同委員会報告にまとめる。
  • C 「プロジェクト」報告
    合同委員会報告にまとめる。
  • D 「合同委員会」報告
    平成24年1月25日(水)中野サンプラザで開催し、 出席者は19名であった。
    報告はまとめて審議事項に記載します。
  • E 調査検討会の技術検討会と電波伝搬部会の共同部会報告
    平成24年1月19日に第1回、1月31日に第2回が開催された。更に2月6日に第3回の予定です。現在の資料を参考に配布しました。
  • F 編集委員会報告
    概要の説明があった。 (別項目参照)
(4)総務省関係、ARIBの報告
  • 総務省関係では
    • ホワイトスペース利用システムの共用方針(案)〜地上テレビジョン放送周波数帯における共用方針〜に対する、意見書を提出した。プロジェクト報告を参照して下さい。
    • 情通審議会情通技術分科会移動通信システム委員会の特定ラジオマイク作業班の審議が平成24年1月30日に中央合同庁舎で開催された。
      その内容は、初回と云うことで主任・主任代理の挨拶と構成委員の紹介のあと、委員会全体のスケジュールと配付資料による概要の説明があった。
      3月末にはパブリックコメントが出ることになっている。
  • ARIB関係では
    • 小電力無線局作業班ラジオマイクWGが平成24年1月31日(火)に開催された。この審議はARIB標準規格を策定することを目途としており、今回は配付資料により概要について、総務省 移動通信課 星野課長補佐より説明があった。
    • 2月14日(火)に第83回規格会議が開催されます、会長出席予定です。
(5)PASの動き
今期間、特に動きなし。今後も必要に応じて対応をしていく。
(6)24年度の再免許状申請手続き業務の進捗状況
書類が整った地域については、順次、総合通信局に申請書類を郵送している。1月末時点で、1,842本213会員。正式確定数は次回の理事会で報告する。再免許状は、5月下旬に発送する予定です。
(7)23年度年会費等連盟関係費用納入状況
平成23年度の連盟関係費用の納入状況は例年並みです。
1月31日現在の請求総額は\90,992,223(年会費等\75,579,200、再免許\4,792,250、汎用\10,620,773)で再免許請求金額には免許申請に係る印紙代(立替金\3,441,750)が含まれています。納入金額は¥86,800,518(年会費等\71,739,070その他\15,061,448)です。
平成23年度分年会費・運用調整費の未納額が¥3,840,130あります。納入依頼を継続していきます。
これからの整理には退会損失がある程度計上されると思います。
(8)第12回 功績賞候補作品の募集と後援名義
  • 今年度も、第1次募集を11月から始めました。理事皆様方の関係する現場サイドからの出品および該当すると思われる作品をご提案いただけますよう理事の皆様方には格段のご協力をお願いします。
  • 後援名義は本年度も(社)日本ポストプロダクション協会(JPPA)、日本映画・テレビ録音協会、日本舞台音響事業協同組合それに日本舞台音響家協会のご理解をいただき了承を得られました。
(9)24年度情報通信月間推進協議会
第1回運営連絡会を、平成24年2月29日(水)ニッショーホールにおいて開催予定。平成24年度情報通信月間実施計画(案)及び予算案、月間テーマ、行事募集及びスケジュール(案)などです。
(10)ITS実験
実験している場所は豊田市内の4ヶ所(@愛知県豊田市土橋町1−21、A同小坂町10−40、B同下市場町5−98、C同トヨタ町1−262の何れも交差点)で2012年 1月16日から2012年3月31日まで、24時間体制で実験をしています。
720MHz帯なので問題は無いと考えてますが、システム的には入力してあります。問題が出ましたら、連絡して下さい。
(11)システムの進捗状況
免許申請関連、運用調整関係ともに現システムの手直しを主に対応している。更に、運用連絡・調整関係の資料をPDF化して部屋のスペース確保にも努力している。
ホワイトスペース等に対応するシステムについては各種データの収集と分析で基礎作りを考えていきたい。
(12)総務省 移動通信課職員に当連盟の業務内容の説明で意見交換を実施した。
2月2日(木)当連盟事務室で移動通信課 星野課長補佐を含めて移動通信課の7名の参加者で、当連盟の業務内容について、八幡会長、田中理事長、木村参与、中島システム担当がそれぞれの立場で講義した。周波数移行を前に熱心にこちらのお話を聞いていただき、広範にわたる質疑の後、実際に連絡表からパソコンに入力する実習をしていただき終了とした。当連盟にとって、公務多忙の中を出向いていただき、大変名誉ある事として受け止めた。
(13)その他
  • 新年会・名刺交換会には(社)日本ポストプロダクション協会、(協)日本映画テレビ録音協会、(社)日本映画・テレビ技術協会、(社)日本音楽スタジオ協会に特ラ連として参加した。
  • 映像新聞(24.1.16.)に当連盟の功績賞募集の記事を掲載していただいた。

5.【審議事項】
(1) 会員の入退会 平成23年12月〜24年01月分
[入会]
関東: 鰍高高b堰A(学)東京電機大学、潟xストブライダル(伊勢山ヒルズ)、潟xストブライダル(アートグレイスポートサイドヴィラ)、立正佼成会(大聖堂)、鞄血|エンタテイメンツ(ディズニーアンバサダーホテル)
東海: ホライズン

[退会]
関東: (有)ジー・ワイ・エヌ・イー、潟Gイ・アンド・エイ、(有)エクセスオーガニゼーション
近畿: 鰍謔オもとクリエイティブエージェンシー(京橋花月)

01月末現在 931会員
マイク本数 12,448 (2: 2,548  4: 6,533  2/4: 3,367)
デジタルマイク本数 52 (1〜3:5、1〜4:47)
イヤモニ数 400 (2: 126 4: 90 2/4: 184)
合計 12,900本

(2)「合同委員会」(賛助委員会、企画委員会、技術委員会そして特定ラジオマイク周波数帯移行対策プロジェクト)報告と審議
 平成24年1月25日(水)14:45〜16:45、中野サンプラザ8階 3研修室で実施しました。出席者は19名でした。
 初めに会長から「これからの多難な状況の中で、会員の皆さんと一致団結し対応していきたい」との要旨のご挨拶があって、本論に入った。
 配付された各種資料により、田中理事長から経過説明報告があった。 要旨は、昨年の7月からの周波数移行に伴う「技術試験事務」の「調査検討会」に当連盟    から提出した要望事項と資料の説明があり、その後の対応はその都度理事会などで報告をしてきた。更に、総務省には関連4団体を中心に、又、当連盟独自に意見交換をしてきた経緯の説明があった。
 時を同じくして「ホワイトスペース推進会議」の「共用検討ワーキンググループ」(総務省)の審議があり、ここには当連盟は傍聴者として参加した。
 この審議が終わり、平成23年末にパブリックコメントが出されて、意見募集が行われ、それには一応の評価するとした。特ラ連としての提案は席上配布したが、総務省のホームページをご覧下さい。
 以上の経過報告を受けて、次に新しい「運用調整機関」のイメージについては時間の関係で簡単な説明になった。当連盟としては、現在の組織を基本に考えたいと説明された。この件は4月から、ホワイトスペース利用作業班(仮称)で審議されると聞いている。
 また、「移行補償」については、「合同委員会」でも活発な意見が出されたが、理事会でも色々な疑問点が提案された。これらをまとめて、何れ早い時点で移動通信課と意見交換して、回答を得たいと思っていますと言うことで、「合同委員会」の報告は理解して頂いた。
(3)24年通常総会の日程と内容
 次回理事会(4月上旬予定)に23年度事業報告並びに24年度事業計画案を提案します。
 但し、経理報告は収支報告の了承を得て、その数字を基に決算書並びに24年度予算書を作成します。
 総会は平成24年6月8日(金)「中野サンプラザ・7階第10研修室」で実施の予定。総会は14時00分から15時30分、功績賞表彰式15時45分から16時45分、総会セミナー(タイトル未定)は16時50分から17時40分とし亭懇親会会場は 「中野サンプラザ14階 クレセント」で18時から(20時)までを予定しています。皆様の参加を要請して了解を得た。
(4)次回理事会
平成24年04月12日(木)午後2時45分〜4時45分
                      「中野サンプラザ」7階・第7回研修室
 24年通常総会の議案審議になりますので、ご出席の程よろしくお願いします。
 また、平成23年度の最終理事会に当たりますので、理事会終了後に「ご苦労さん懇親会」を予定しております、参加の程よろしく御願いします。