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新年のご挨拶 特定ラジオマイク利用者連盟会長 八幡泰彦

photo 明けましておめでとうございます。昨年は大変な年でした。東北地方を襲った地震とそれに起因する大津波、さらに原発事故と相次ぐ災害に遭われた皆様の苦境は同情を越えるものがあります。
 私達も周波数改変と云う津波に襲われんとしています。昨年はその対策に終始してしまいました。
 私たちの立場から云うなら、20年もかけて築き上げた現システム、会員相互のモラルの確立及び放送局との連携等、対応してきた事は数え上げればキリもなくありますが、それらを充分カバーできるメリットが確保されない限り移動することはできません。

 それにしても普段気付かなかった特ラ連の歩みを顧みる事が出来た事は私たちの内在する力を確認することに繋がりました。
 会員の皆様と手を取り合いながら昨年は20周年を迎えた矢先のことでしたが事の重大さに改めて襟を正さざるを得ません。

 今年の干支は辰です。云うまでもない事ですが、龍は自ら風を起こし、その風に乗って現れる伝説の動物です。私たちも風を起こし、その勢いに乗って姿を現すべき時であると実感しています。会員諸兄の一層のお力添えをお願いして新年のご挨拶に代えたいと存じます。