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新春の挨拶

理事長明けましておめでとうございます。
今年の干支は寅にあたります。この「寅」は居住まいを正す、真直ぐ目的を見つめるという意味を持つようです。

わが国に限らず世界全体としては混迷の時代にありますが、解決策として独裁者を求めた1930年代の愚を繰り返すことはもうないのかとも思われます。
 しかし熟視しますと、当時との大きな違いは、バルト三国に限らず宝石のように輝いている国々があることに気がつきます。このことはもう大国による経済支配の時代は過ぎ、新しい次の時代に変わって行くことを示唆しているのでしょう。

いずれにしても目的を明確にし、愚直といわれても真直ぐ見定めた方向に向かう小集団が必ずや鋭い光を持つことになるに違いありません。

昨年は電波利用機器の完全デジタル化を見据えて特定ラジオマイクがFPU全域に拡がりました。しかもアナログとデジタルの混在が従来の枠内で認められたことは我々の事情を充分に理解していただいた結果です。
 このことは特定ラジオマイクによって当連盟の会員が、例として劇場を取り上げても年間約三億人以上の人たちに快適な聴取環境を提供していることを示していることであり、年間の運用調整件数が15万件を中心に推移していることを考え合わせると、各現場での必須のアイテムとなっていることの証左と確信しています。

今年連盟は6月に20周年を迎えることになります。次へ踏み出す方向に向けて諸記念行事を企画しています。次世代ワイヤレスが拓くことになる世界を期待して、今年もよろしくお願いいたします。

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